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 弁髪とは、髪の毛の束です。それを左に垂れているのは、一切衆生を愛するが故にどこまでも助けに行き、身代わりをしてでも救い上げることを表します。お不動さまは皆を助けます。私一人を助けることを、皆にもしているのです。つまり、皆即私、私即皆です。一即一切、一切即一なのです。